本サイトの概要

本サイトでは有限会社シンプルロジックシステムズ(2020年12月解散)で開発していた製品の資料を掲載しています。

プロトタイプ開発、実証実験を電子回路ボード製品でサポート

S1シリーズは、電子回路システムのプロトタイプ開発、実証実験をフレキシブルに構成可能な回路ボード製品でサポートします。お客様は、開発、試作、実証実験などにおけるメインテーマに注力することで、プロジェクト全体にかかる時間、コスト、リスクを最小化できます。

以下のケースにあてはまる場合は、本製品シリーズの使用をご検討ください。

課題 解決策
評価、検証する回路だけを製作したい。 複数の基板を組み合わせて構成する製品をラインナップしていますので、その中の適切な部分の基板を開発することで、製作範囲を最小にできます。
対象デバイスの制御を自由に行いたい。 FPGAモジュールを装着したベースボードと組み合わせることで自由に電子回路を制御することができます。この部分は動作可能であることが保証されているので、対象デバイスの制御に集中できます。
基板寸法、コネクタ配置など本質以外の設計に時間をかけたくない。 基板寸法、コネクタの配置、部品表などカスタムボード作成に必要な資料は公開しています。そのデータを流用することで、本質的な部分の設計に注力できます。

19インチラックシステムへ適用

各製品はVMEバス規格に準拠した市販のサブラックに実装できるよう設計されています。そのため19インチラックに組み込んだり、デスクトップ器材として構成することができます。

斜め前から見たサブラック
サブラックに組み立てた様子(ハーフサイズ)

上記のサブラックは IDEAL 摂津金属工業株式会社製のFBSシリーズ を使用しています。
使用部品の内容については、こちらのサブラック構成品リストをダウンロードしてご覧ください。

複数の基板で構成するプラグインユニット

複数の基板を組み合わせてサブラックに実装するプラグインユニットを構成します。プラグインユニットとして構成した基板は、VME規格互換の市販サブラックに実装することができます。

必要な部分だけを製作して組み合わせることで、開発にかかる時間、コストを抑えることができ、開発の核心部分に注力できます。

詳しくは、こちらのプラグインユニットの構成をご覧ください。

斜めから見たS1ADP0001
S1ADP0001
斜めから見たS1BSB0001
S1BSB0001
斜めから見たS1ADP0001
プラグインユニットを構成した様子

デジタル入出力システムのサンプルソフトウェア

本サイトで紹介している製品を組み合わせて、簡易的なデジタル入出力システムとして動作する、FPGAファームウェア及び、Python アプリケーションのソースコードを公開しています。詳細はこちらのデジタル入出力システムの構成例をご覧ください。

ボード単体で動作

ベースボード(S1BSB0001)Raspberry Pi アダプタユニット(S1UNT0001) は、サブラックに実装して使用する場合、バックプレーンから電源を供給しますが、ボード上のコネクタからもDC電源を接続することができるようになっています。
この場合、サブラック、バックプレーンを使用することなく単体で動作させることができます。

斜めから見たS1BSB0001
ボード単体で動作させる様子