概要
Raspberry Pi 4 アダプタユニット(S1UNT0002)は、Raspberry Pi 4(Model B)をマウントし、プラグインユニットとして使用するユニットです。
Raspberry Pi 3 Model B適合タイプの S1UNT0001 とほぼ同じ回路構成ですが、Raspberry Pi 4 Model B の推奨電源条件にあわせて、5V, 3A の 電源モジュール(S1MOD9001) を使用しています。また、コネクタの配置も変更されたため、フロントパネルのコネクタ開口部を変更しています。
(Raspberry Pi は付属していません。)
ご使用の際には、 Raspberry Pi 4 アダプタユニット(S1UNT0002)ユーザガイド をご覧ください。
特徴
- Raspberry Pi 4 動作用の5V電源(最大3A)は、GPIOコネクタから供給
- SPIバスに接続されたCANコントローラ(MCP2515)を制御しCANメッセージを送受信
- リアルタイムクロック(PCF2129AT)でシステム時刻を保持。バックアップ用電池を装着すれば電源をOFFにしている間もシステム時刻を保持可能
- I2Cバスに接続された温度センサ(LM75)で温度を計測
- COMポート(RS232C)は、Cisco シリアルコンソール互換のRJ45コネクタ(ユーザアプリケーション用としても使用可能)
- 未使用のGPIOピンはボード上のランドからアクセス可能





適合モデル
本ユニットには、以下のモデルが適合します。
仕様
- CAN通信ライン: 1
- RS232C通信ライン: 1
- RTC バックアップ電池: CR1220(電池は付属していません。)
- 電源入力:DC12V ~ 24V
- PCB外形寸法 :100mm × 165mm (基板厚:1.6mm)
デジタル入出力システムのサンプルソフトウェア
Raspberry PI 4 アダプタユニット と他の製品を組み合わせて、簡易的なデジタル入出力システムとして動作する、FPGAファームウェア及び、Python アプリケーションのソースコードを公開しています。詳細はこちらのデジタル入出力システムの構成例をご覧ください。
ボード単体での動作
バックプレーンを使用せず、Raspberry Pi アダプタユニット単体で動作させることができます。
- 電源コネクタからDC電源を入力
- CANコネクタを介してCAN通信

