概要
Raspberry Pi アダプタユニット(S1UNT0001)は、Raspberry Pi 2, 3(Model B, B+)をマウントし、プラグインユニットとして使用するユニットです。
(Raspberry Pi は付属していません。)
ご使用の際には、 Raspberry Pi アダプタユニット(S1UNT0001)ユーザガイド をご覧ください。
特徴
- Raspberry Pi 動作用の5V電源は、GPIOコネクタから供給
- SPIバスに接続されたCANコントローラ(MCP2515)を制御しCANメッセージを送受信
- リアルタイムクロック(PCF2129AT)でシステム時刻を保持。バックアップ用電池を装着すれば電源をOFFにしている間もシステム時刻を保持可能
- I2Cバスに接続された温度センサ(LM75)で温度を計測
- COMポート(RS232C)は、Cisco シリアルコンソール互換のRJ45コネクタ(ユーザアプリケーション用としても使用可能)
- 未使用のGPIOピンはボード上のランドからアクセス可能





適合モデル
本ユニットには、以下のモデルが適合します。
仕様
- CAN通信ライン: 1
- RS232C通信ライン: 1
- RTC バックアップ電池: CR1220(電池は付属していません。)
- 電源入力:DC12V ~ 24V
- PCB外形寸法 :100mm × 165mm (基板厚:1.6mm)
デジタル入出力システムのサンプルソフトウェア
Raspberry Pi アダプタユニット と他の製品を組み合わせて、簡易的なデジタル入出力システムとして動作する、FPGAファームウェア及び、Python アプリケーションのソースコードを公開しています。詳細はこちらのデジタル入出力システムの構成例をご覧ください。
ボード単体での動作
バックプレーンを使用せず、Raspberry Pi アダプタユニット単体で動作させることができます。
- 電源コネクタからDC電源を入力
- CANコネクタを介してCAN通信
